2012年 09月 08日
トンボの羽音 |
川のほとりに住んでいるのでトンボをよく見かけます。
特にオニヤンマの仲間は活発でよく家の中まで入ってきます。
大抵自分で出て行きますが、時々開いていないひとつの窓に執着して
出れなくなるやつもいます。
飛行する生きものの中で最も優れた飛翔能力を持つと言われるトンボ。
高速飛行、急停止、急発進、ホバリング、バック、急旋回・・・
ほぼすべて出来た上に羽ばたきの音がしないのだからすごいです。
最近ではトンボの羽を研究して風力発電の羽を設計する話を聞きました。
人が感じないような小さな風でも風車が回るのだそうです。
そんな優れたトンボでも捕まえてみると羽が傷ついていることが多々あります。
明らかにぶつかったり、こすれて傷ついた跡。
世界一の能力があったとしても、生きて行くには傷つくことから逃げられない、
そういうことでしょうか。
トンボは無音で飛んでいるようですが、方向転換するときなどに羽同士が
こすれて「カサカサ」と音がします。
これは野外では聞くことは出来ないでしょう。
無音の部屋ですぐそばにトンボが飛んでいなければ聞こえません。
これを毎年聞くことができる我が家はちょっと自慢です。
それにしてもトンボは美しい。
温もりのある木を使って
世界でひとつの贈り物をお作りします。
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木の谷のトヨモク
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神石郡神石高原町坂瀬川2035-2
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by toyomoku
| 2012-09-08 06:53
| 山の暮らし